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件名:チョプラ博士の公式メールマガジン 2012/4/3「がん:予防できる病気が革命を引き起こしている」
日付:2012/04/03
差出人:チョプラ博士の公式メールマガジン運営事務局 

■ チョプラ博士の公式メールマガジン■ 2012/4/3
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ディーパック・チョプラ日本語ウェブサイト(www.chopra.jp)
及び公式メールマガジン運営事務局の渡邊愛子です。

本メールマガジンは、不定期の発行で www.deepakchopra.com
に掲載されている、チョプラ博士のブログ記事および
"Ask Deepak"で質問者とチョプラ博士が質疑応答したものから
ピックアップ&翻訳してお送りしております。

※本号では"Ask Deepak"の翻訳記事はお休みとなります。

もしお読みになり、何かしら役に立っているとお感じになって
いらっしゃいましたら、是非ご家族やご友人、お知り合いに
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より多くの日本の方々にチョプラ博士のメッセージをお届けでき
何かのお役に立てれば(ボランティア翻訳者一同)本望です。

それでは今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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■BLOG:「がん」予防できる病気が革命を引き起こしている
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(2012年1月20日投稿記事)

がんは病気の中で最も恐れられています。そして40年前に
「がんとの闘い」が宣言されて以来、膨大な数の研究が行われ
向上してきてはいますが、勝利にはまだほど遠い状態です。
そして、そのうち予防に関する研究はほんのわずかです。

先進の医療では、一般の人同様に「がんはコントロールできない」
ものだと考える傾向があります。―この先、がんにかかるかも
しれないし、かからないかもしれない、というように。

このように考えてしまう理由は、悪性細胞が正常の細胞に比べ
明らかに奇形であることを顕微鏡で見ることができるからです。

遺伝子レベルの突然変異が異常な細胞分裂につながり、がん細胞は
悪玉となって不必要に分裂増殖し、正常な細胞を押し出します。

そして体は、全体をきめ細かく調整してくれる知性と
コミュニケーションをとることができず大惨事をもたらすのです。

しかし我々はまだ、がんに対するアプローチに革命を起こすことが
できます。今、最先端の研究者たちは、ライフスタイルを徹底的に
変えることで90〜95%のがんを予防できると考えています。

これは今まで医学校で教わっていたこととは正反対で、
たった5%のがんが、食生活や化学的毒物のような環境要因
によるものだと考えられていました。

もしこの新しい見解が正しいなら、私たちは初めて、最も恐れられた
苦しみから解放される道が見つけたかもしれないのです。

そもそも、遺伝列はますます複雑になっていくばかりで治療には
結びつきません。乳癌のような疾患の場合、遺伝のレベルの調査
をした場合、一つではなく何百の疾患にも当てはまります。

だとすると、遺伝子変異は今まで考えられていたこととは逆に、
ほんの小さな役割を演じていただけなのかもしれません。
ヒトゲノムの解読を民間企業主導で達成させたバイオ科学者
クレイグ・ベンター氏は適切にこの状況を述べています:

「人間の生体は私たちが想像するよりはるかに複雑です。
 誰もが、自分たちが両親から受け取った遺伝子の特性など
 気にかけますが、実際その遺伝子は、人生でかかる
 病気の進行にほんの少ししか影響しません。

 私たちの生体は、何十万もの独自の因子を授かっているために
 あまりにも複雑です。遺伝子が絶対的な運命ではないのです。」

確かに数種類のがんにとっては遺伝が主な要因となります。 
例えば、小児がん(一般的なものは白血病の形式)には
成人のがんよりもっと遺伝的な側面があります。

そのため特異的突然変異を標的とすることによって、小児癌を
治療する医者の成功率が、過去40年間で20%から80%まで上がりました。

がんにかかった子供は、化学療法と放射線の厳しい処方に
耐えなければなりませんが、以前のように、がんが患者を殺す前に
治療が患者を殺してしまうということはもうありません。

腫瘍学者のほとんどは、悪性腫瘍を標的とした化学療法、放射線、
手術で腫瘍を切除するといった主流の手法のままです。
予防の方法は、腫瘍学者にほとんど知られていません。

細胞が突然変異をしてがんになるということは疑いの余地はありません。
しかし、患者の一生を通して発達する遺伝性突然変異は、
後天性のものと同じではありません。

後天性の突然変異をシンプルに2つのタイプに分類してみましょう:

人のDNAの一部の損傷や異常に起因するものと、
ライフスタイルに関連するものがあります。

近いうちに起りそうながん治療の革命は、がん発生の90%以上が
ライフスタイルに関連があるという考えに基づいています。

それでは、あなたががん予防に対してできる最善の方法を
追求してみましょう。

医療が言及している環境やライフスタイルとは、身近なもの
―肥満、運動不足、不健康な食生活、喫煙、多量の飲酒、
過度に紫外線や放射能を浴びること―を含んでいます。

がん関連の死亡率のうち、25〜30%はタバコによるものだと考えられ、
30〜35%は食事に関係し、約15〜20%は感染症によるもので、
多くは予防することができるのです。 


■がんとは何か?

通常、細胞はしっかりと成長のパターンを管理されています。
細胞は正確に分裂し、寿命に限りがあります。
このため、健康な体内の細胞数は常にほぼ同じに保たれます。

しかし癌細胞は無秩序に増え続けます。がん細胞には分裂の速度が
遅いもの、早いものがありますが、すべてのがんは分裂をやめません。
事実、がん細胞たちの寿命は無限となります。

悪性腫瘍はまわりの組織に侵入し、身体の遠隔部位に広がって
転移します。がん腫瘍は、血管新生因子のような活性分子を
生産する能力を持っています。活性分子は腫瘍が生殖し
成長するために新しい血管の構成を誘起します。

がんは1つではなく何百もの異なる疾病です。例えば
乳がんはそれ自身の個性を持っており、肺癌とは異なる成長パターン
を示します。そのため、胸から始まり、肺に転移するがんは
肺がんではなく転移性乳がんと呼ばれます。


■がんはどうしてできるのか?

がんは細胞の突然変異から始まります:
突然変異した細胞の遺伝子の1つ以上が、傷ついたり失われたりします。

細胞が癌細胞になるまでには、様々な変異が起こる必要があります。
突然変異をし始めると、通常は自滅するか、免疫システムが
異常を感知して細胞死を誘導します。

これが、がんは通常高齢者に生じる理由です:
突然異変を生じるには長い時間がかかり、発がん性化学物質に
さらされる時間も長いためです。

 ◇遺伝子を傷つける可能性のあるもの:

 ・正常な新陳代謝で発生するフリーラジカル(遊離活性基)
 ・放射線、化学薬品、タバコ、病原微生物などの発癌物質
 ・DNA複製の偶然誤差
 ・先天性変異遺伝子

がん腫瘍のほとんどは、最初に発生する時に細胞を血流に流します。

実際、1cmの腫瘍がちょうど24時間で100万個を超える細胞を
循環器系に流すと推測されています。この細胞のほとんどは
免疫系の細胞によって殺されるか傷が原因で死んでいきますが、
いくらかは生存する可能性があるのです。

がん細胞は体内を旅し、毛細血管に流れ血管壁に付着します。
そこからまた周囲の組織や器官に浸潤し、そこで新たな腫瘍を
生成することがあります。

またがん細胞はリンパ管に入り込み、リンパ節の内部の
細い経路に留まるまで循環するリンパ液の中で旅をするでしょう。


■がんの予防

多くのよく知られているがんは遺伝的な欠陥によって
引き起こされるわけではないということは、ほとんどの場合、
私たちにはがんの要因を修正したり除去する力があるということです。

一般的によく知られているがんの要因には一つの共通点があります:
それは身体に(長期的な)慢性炎症を作り出すということです。

炎症はあなたの体の免疫システムが傷を回復しようとする正常な反応です。

問題なのは炎症が慢性化してしまったときです。そうなると、
多くの有力な炎症性化学物質のレベルが上がります。

これらの物質はサイトカイン(TNF、IL-1、IL-6を含む)、
酵素(COX-2、5-LOXなどような)や接着分子を含んでいます。

様々な化学物質は全て、がん腫瘍の発育に関連していて、
ほとんどのタイプのがん腫瘍が成長する前に慢性炎症が起こります。


■解決策

肥満、喫煙、アルコール、病原菌、食品や環境の中の発癌性物質は
慢性炎症を引き起こすとされてきました。
炎症が長く続くほど、がんの危険性は大きくなります。


■健康的な体重を維持する

肥満とがんには明確な関連性があります。米国では、超過体重や肥満は
男性の14%、女性の20%のがん死を引き起こすと考えられます。

肥満は、結腸、胸、子宮内膜(子宮の裏側)、食道および腎臓を含む
多くのがんと関連します。

体重を健康なレベルに維持することはがんを防ぐ重要な助けとなります。
同様に、糖尿病、高血圧、心疾患、脂肪および骨関節炎を含む
肥満の合併症を防ぐことができます。


■運動をすること

多くの研究が、体を積極的に動かすことが予防に効果があると
証明しています。定期的な運動は、腫瘍成長のためのサイトカイニンに
含まれるIGF-1のレベルと、血流中のサイトカイニンを低下させます。

たとえ定期的に運動をする人が太り過ぎていて、太り過ぎのままでも
同様な効果をもたらすのです。

定期的に運動をすることは、血中のインシュリンやエストロゲンを
低下させるため、乳がんにかかる可能性を減らすことになるのです。

結腸癌のリスクも同様に、おそらく運動をすることで腸の働きが
活発になり、食べ物が腸内を通過する時間が大幅に減少するため、
結腸癌になる可能性を減らすことができるます。これは腸内が
発がん性物質にさらされる時間が少なくて済むからです。


■癌予防物質を含んだ食品を食べる

発がん原因の3分の1は食品に由来し、たばことほぼ同じくらいの割合です。

がんと慢性炎症は強い結びつきがあり、炎症を阻止するために戦ってくれる食品を食べることは化学保護作用が期待できるということです。

主ながん予防食品は果物と野菜です。
多くの抗がん、抗炎症物質を含んでいるからです。

・カロテノイド、特にスイカ、グアバ、グレープフルーツ、
 トマトに含まれるリコピン

・ブドウの、ピーナッツ、ベリーに含まれるレスベラトール

・柑橘類、トマト、ブロッコリー、赤ブドウ、茶葉やワイン同様に
 青菜類に含まれるケルセチン

・ブロッコリーのようなアブラナ科の野菜に含まれるスルホラン


抗がん作用のある化学物質は、茶葉や多くの香辛料に含まれています:

 ・緑茶 ・ウコン ・ニンニク ・トウガラシ類 ・ショウガ
 ・フェヌグリーク(日本名:コロハ) *マメ科の植物でカレーの主原料
 ・フェンネル ・クローブ ・シナモン ・ローズマリー

全穀粒は抗酸化物を含んでいて食物繊維も豊富です。

全穀粒を食べると、食物が結腸を通過する速度が速くなり、
結腸直腸癌の危険を減らすことが分かりました。


■タバコを吸わない

米国のがん死亡率の30%はタバコによるものです。
喫煙すると肺癌を引き起こすことはよく知られています。

しかし、喫煙が14の異なるがんのリスクを増加させることは
あまり知られていません。
飲酒と喫煙を同時にすると、がんの危険性を相乗的に増加します。

「より安全な」選択肢として売り込まれた「煙の出ないタバコ」は
世界中で40万ケースの口腔癌の原因で、がん全体の4%にあたります。

■適度な飲酒

もしもアルコールを飲む場合は、適量を守りましょう。
(一日/男性は2杯、女性は1杯)

慢性的に飲酒すると、口腔癌、喉、食道を含む上部呼吸器・消化器管の
がんの危険要因で、肝臓、肺、乳がんも同様です。
飲酒の量が増加するほどリスクが上がります。


■紫外線・放射線予防

皮膚がんは一般的で、もしも未然に食い止めることができなければ
致命的です。日光や人工光源のUV放射線(日焼け用ベッドのような)は
危険です。日中の紫外線ピーク時、できれば午前10時〜午後4時は
避けるようにしてください。

どうしても日光をさけることができない場合は、帽子をかぶったり
日光が直接あたる部分をカバーしてください。

少なくともSPF15以上の日焼け止めを広範囲に塗布し、
室内用の日焼けベッド、太陽灯は使用しないでください。


■免疫力をつける

私は、かつて予防医学の誇りであった予防接種が
激論を巻き起こしていることは知っています。
予防注射を受けることは多くの危険を伴うと訴える大衆運動があります。

ここで、簡単な実施手順を見てみましょう。予防接種は
がん予防にとって重要ではありませんが、腫瘍医に指示されて
完全に実施する場合は、特定の癌への免疫力をつけることができます。

子宮頸がんに結びつくヒトパピローマウイルス(HPV)は
性行為で感染するウィルスです。予防接種は11〜12歳の女子、
予防接種を完了していない女性13〜26才に推薦されます。

B型肝炎は、肝臓癌になる危険を増加させる場合があります。
乳児やリスクが高い大人は予防注射を受けるべきです。


このようにライフスタイルを変えることは
多くの人にとって思い切ったことなので、身につけるまでに
時間、忍耐、知識を必要とするでしょう。

心臓発作、脳卒中、糖尿病などの脅威は、広く一般に
悪いライフスタイルをやめさせることはできませんでした。

今、研究者が、がんと環境が関連していることを確信している限り
上記のリストにがんを加えることができるでしょう。

がんエキスパートになれと言っているわけではありません。しかし
臨床証明を重視すると、風がどの方向に吹いているかは明らかです。
ライフスタイルでがんを捕まえられない可能性は年々縮小しています。

確かに、がんは計り知れないほど複雑になっています。
しかし、あなたが体の本来持つ叡智をサポートするためにすること
すべては、細胞の悪性化を阻止することを可能にするのです。

これからの10年間、私たちが自分自身の内側と調和し、
希望の光がさらに明るく輝くことを期待しましょう。


ディーパック・チョプラ  

翻訳:Takako Hendrickson
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■監修:渡邊愛子

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