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件名:チョプラ博士の公式メールマガジン 2012/4/15 「量子の魂 Part1」
日付:2012/04/15
差出人:チョプラ博士の公式メールマガジン運営事務局 

■ チョプラ博士の公式メールマガジン■ 2012/4/15
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ディーパック・チョプラ日本語ウェブサイト(www.chopra.jp)
及び公式メールマガジン運営事務局の渡邊愛子です。

本メールマガジンは、不定期の発行で www.deepakchopra.com
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■BLOG:「量子の魂」Part1 ― 脳、心、臨死体験
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自覚している意識は、肉体の死後も存在することができる
という考えは、一般的に「魂」と呼ばれ、何千年もの間
東洋と西洋の宗教の中に内在してきました。

いくつかの伝統の中では「輪廻」として、記憶と意識が
死後、別の生に引き継がれる場合があると伝えられています。

宗教に基づいた信念に加えて、無数の被験者が、意識は
脳と肉体から分離したようだったと報告しています。

これはいわゆる臨死体験に伴って発生し、最も典型的な例は
心肺停止後に蘇生した患者に起こっています。
(例:2001年のvan Lommelその他、2007年のParniaその他)

このような患者たちは、驚くほど一貫性のある現象を説明
します― 白色光の光景、トンネルの中にいる、平穏な気持ち、
愛していた故人との会話、人生の振り返り、そして時には
身体から出て浮き出ている(対外離脱)など―

しばしば臨死体験や対外離脱を経験した患者はまた、その後
死の恐怖が消失したり、人生の浮き沈みをより平穏な状態で
受け入れる傾向にあります。(チョプラ,2006年から引用)


瞑想やそれに代わる状態でも似たような経験が報告されており、
同様に精神的外傷を与えるような心理的な出来事や、
また一見理由が無いような事例でも報告されています。

ギャラップ社の世論調査では、数十万人のアメリカ人が
臨死体験または対外離脱のケースを報告していると
推定しています。(チョプラ,2006年から引用)

「解離性」の麻酔薬として使用される薬物ケタミンは、
他の様々な向精神薬と同様に、体の外にある自覚した意識の
体験を作り出すことができます。(Jansen,2000年から引用)

しかし、薬に誘発された体験と、臨死体験や対外離脱の
報告内容は明らかに異なっています。(Greyson,1993年から引用)

臨死体験や対外離脱を説明することができない現代科学では、
このような報告を、非科学的で愚かな報告:
「特定の脳領域が刺激された為に起こる錯覚(Blanke 他,2004年)」
「低酸素症(酸欠)による幻覚(Blackmore,1998年)」等と
全体的に無視し、あざ笑っています。

しかし、それに対しわれわれは以下のように指摘することができます:

(1) 身体イメージの幻想についての報告は非常に限定されたもので、
  臨死体験や対外離脱の説明とは全く異なっている

(2) 低酸素症の患者は動揺していて、穏やかな状態ではなく
  記憶を形成しない

(3) 現代科学は、正常な脳内意識について説明できない

 
この最後の点は重要です。臨死体験や対外離脱とは、
主観的かつ自覚した意識の特定のタイプであり、私たちの
日常における意識的な経験(夢を含む)に似ています。

どのように脳が意識を作り出すのかまだ知られていません。

広く知られている現代科学の「意識」に対するアプローチは
脳を一千億の神経細胞とその軸索の発火とシナプスの結合が
「ビット」の状態とスイッチの情報ネットワークとして機能する
生物学的なコンピューターだと位置づけるものです。

化学伝達物質がネットワーク活動を形成することによって
シナプスの強度が調節され、学習と知性の機能を可能にする
としています(Hebb,1949年、Crick and Koch,2001年/2004年)

この 「コンピューターとしての脳」の観点は、知覚と行動の
管理を含む、複雑な無意識の認知機能を説明することができます。

そのような無意識の認知機能は「ゾンビモード」「オートパイロット」
または 「簡単な問題」(Crick and Koch,2001年、Hodgson,2007年
Chalmers,1996年)として説明されています。

この「簡単さ」は、脳の神経細胞の特定のコンピューター機能と
意識的な意志や知覚的な経験を伴わない行動とふるまいの間の
明らかな因果関係からきています。

「難しい問題」(Chalmers,1996年)は、知覚的な意識経験によって
如何に認知プロセスが伴うか、または動かされるかについての疑問です。

ニューロン発火、シナプス伝達、化学神経伝達物質、神経コンピューター
を詳細に理解しているにもかかわらず、意識的な経験や、「自己」、
自由意志、または 「特質」など―経験される知覚の本質を説明できません。

電気化学的活動とデータの流れの中からどのように薔薇の赤み、質感、
香りなどの経験的世界が生み出されるのでしょうか?

現代科学のほとんどの見解によると、その答えは、意識とは、不特定の
神経コンピューターの複雑さから発しているというものです。

非線形力学では、新しい属性は階層的システムから発生するとしていますが
このようなシステムは、意識することがない自然やテクノロジー
(例えば、気象パターン、インターネット等)に多く存在しています。

コンピューター的な複雑さで意識を説明できるという考え自体が
単なる希望的観測かもしれません。


「神経コンピューターとしての脳」の見解には3つの問題があります。


(1) 感覚の処理と相関している脳神経コンピューターは、しばしば
  我々がその感覚の入力(一見意識的に)に反応したあとに発生するので
  現代科学における従来の見解では、事が起きてから意識が起こり、
  意識を制御することは幻想で、意識はただドライブされるだけ
 (Dennett,1991年; Wegner,2002年)

明らかに私たちは、T.H. Huxley(1893年)の有名な言葉のとおり「無力な観客」です。


(2) 最も測定可能な意識の相関関係(ガンマ波同期EEG)は、
  神経コンピューターに由来しない。
  毎秒30-90サイクル(ヘルツ「Hz」)のガンマ範囲で同期された
  脳波記録(EEG)は、意識を伴って、異なる時間に、
  いろいろな脳領域に起こる。
 (Gray and Singer,1989年a,b; Engel他1991年; Singer,1995年;1999年)

  ガンマ波同期は、認識された神経コンピューターを元に、
  軸索樹状突起化学シナプスによるものだけでなく、樹状突起および
  樹状突起の電気シナプスの細隙結合も相互接続された神経ネットワーク
  を必要とする(Christie & Westbrook,2006年;Dermietze,1998年)

  ひとつの型にはまらない見方として、様々な神経の開閉に細隙結合
  があり、ガンマ波同期の移動地帯が脳を転々とするのを可能にし、
  そして、意識を仲介する。(Hameroff,2006年;2010年)。

(3) 細胞として、神経は単なるスイッチよりはるかに複雑である。
  単細胞のゾウリムシを考えてみると良い ― 泳ぎまわり、
  食物と仲間を見つけることができ、障害を避け、学ぶことができ
  性交も、全て1つの神経接続もないのに行うことができる。

  人口知能(AI)は、いまだ模倣していない知的で敏捷な何かの
  脳の機能を模倣しようとするもの。
  ゾウリムシは、微小管と呼ばれている細胞骨格格子の高分子化合物の
  知的な組織的機能を利用する。(Sherrington,1953年)


これらの同じ微小管は、脳細胞の内部構造を作ります。
シナプスを管理し、アルツハイマー病を解体します。(例 Brunden他,2011年)
微小管の情報処理は、神経機能の基礎をなすかもしれません。

脳で意識を説明することができない従来の科学は、
臨死体験や対外離脱のはっきりした証拠も無視し、そして
それらの出来事の可能性さえ拒絶してしまっています。

しかし型破りではありますが、科学的に有効な「意識」への
アプローチ方法があり、それは上述の3つの問題を解決することが
できるかもしれず、臨死体験や対外離脱ならびに肉体の死後にも
考えられる意識的な認識にも適応するかもしれません。

その方法は、神経科学が頼りにしている化学反応と電気信号より
さらにすばらしいスケールで自然の層を探求し、そして代わりに
量子レベルで納得のいく答えを求めます。


「量子の魂」Part 2へ続く


ディーパック・チョプラ  

翻訳:谷村久美子
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