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件名:チョプラ博士の公式メールマガジン 2012/6/6 「おそらく新しい世界 Part2」
日付:2012/06/06
差出人:チョプラ博士の公式メールマガジン運営事務局 

■ チョプラ博士の公式メールマガジン■ 2012/6/6
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ディーパック・チョプラ日本語ウェブサイト(www.chopra.jp)
及び公式メールマガジン運営事務局の渡邊愛子です。

本メールマガジンは、不定期の発行で www.deepakchopra.com
に掲載されている、チョプラ博士のブログ記事および
"Ask Deepak"で質問者とチョプラ博士が質疑応答したものから
ピックアップ&翻訳してお送りしております。
(※本号では"Ask Deepak"の記事はお休みとなります)

それでは今号の記事をお楽しみください!

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■BLOG:おそらく新しい世界 (Part2)
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(2012年1月9日投稿記事 The San Francisco Chronicle掲載)

現代世界が科学と技術に基づいていることは周知の事実です。

しかしこの事実は私たちが思っているほど
毎日の生活を支配しているわけではありません。

科学は物質的であり、客観的なデータで世界を説明しますが
少なくとも部分的には、人間は唯物論からは離れた生活を送っています。

人生のスピリチュアルな側面は存在し、これまでも常に存在し続け
それは客観的データに反したものです。

神秘的なことではありませんが、芸術もしかり。もちろん感情、
直感、倫理観、そして人生を価値のあるものにしてくれる
その他もろもろの側面は言うまでもありません。

ほとんどの場合、私たちはこういった包括的二元論に満足しています。

キリストからの最も簡単な教えは
「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」というものです。

「皇帝」を「科学」あるいは「唯物論」に置き換えると、
誰もがまさにそういったことをやっています。

個人的・精神的な経験を、iPad、電子レンジ、スペースシャトルとは
別の物として区分しているのです。

ここで問題なのは、区分された生活が不適切だと感じられることです。

それが、現実の究極の支配者は神なのかあるいは科学なのかと
200年も公開討論をし続けている理由です。

答えは大変重要です。もしあなたが神を支持するなら、奇跡、神秘主義、
魂、そして目に見えない力は現実である可能性が生まれます。

一方、科学を支持するならば、物質的な経験が完全に信頼されるものであり
一見不可解と思われることは全て理性がそのうち解決してくれるでしょう。

どちらの場合にも、二元論で説明するにはもはや限界があり、
ある種の非二元論が勝利を収めます。

私の投稿、記事、本では、科学は奇跡や神秘主義も含むところまで
広がることができると主張しています。

もし全てのことが奇跡であるとしたら、
奇跡的なことを否定する必要はありません。

人間の心の捉えにくい本質を詳しく調べれば、
神秘主義に不可解なことはありません。

さらに大切なことは、意識に基づく非二原論の世界は
よりよい世界であるということです。

実際のところ、科学は全ての謎に対する答えを導き出せないでしょう。

従って次のような広い範囲の問題を説明する際に、唯物論を
支持することは意味のない行為、もっと言うと悪ふざけなのです。

 ◆思考とは何か? 誰が考えているのか?

 ◆体と心を結びつけているものは何なのか?

 ◆意味はどこからやって来るのか?

 ◆なぜ、どのように体が自分で治癒するのか?

これらの質問は抽象的で、とてつもなく大きなものに見えるので、
毎日の生活は過ぎていくだけで満足し、唯物論者はそれらの質問を
形而上学と呼んで棚上げし、哲学のほこりをかぶせることで満足
しているように思えます。

しかし、個人的なレベルまでおろしてくると、これ以上
私や皆さんの人生に関係ある質問はないと思います。

 ◆なぜ私は自分の思考を持っているのでしょうか?
  思考は私をどこに連れていくのでしょうか?

 ◆病気や老化に関して、私の心は自分の体を
  好ましい状態に変化させることができるのでしょうか?

 ◆私の人生の本当の意味は何なのでしょう?

 ◆私は自分の体の治癒の仕方に
  違いをもたらすことができるのでしょうか?

上記のリストに、他にも重要な問題をたくさん追加することが
できるかもしれませんが、共通することが一つあります。

それは、心を理解するまでは、現実を正確に理解していない
ということです。

人生は経験という形で私たちにやってきます。

これは車を運転したり、子供を育てたり、風邪をひいたり、
あるいは亜原子粒子を検出するために超大型粒子加速器を建設
することにも当てはまります。

経験こそが私たちが宇宙に参加する方法なのです。

超大型粒子加速器は、データが客観的であっても
客観的な空間に置かれているわけではありません。

全ての科学者の人生1秒1秒が主観的な経験であり、その経験は
感覚、思考、感情、そしてイメージから成り立っています。

主観的側面は、客観的側面を歪曲させるので、
「真実へ導く指針としては信頼できない」と
あなたは非二元的唯物論者のように主張するかもしれません。

しかしそう主張することは2つの間違いで、大きな嘘なのです。

第1の間違いは、心が存在する場所は物質世界ではないということです。

原始時代の人々(と私たちが呼びたいので呼んでいるのですが)は
霊は物体に宿ると信じていました。

これは精霊信仰として知られている考え方です。木には木の精霊が、
空には雨の神がいて、小さな悪霊が隠れて動き回っていました。

しかし、神経科学で「心は脳の中に存在する」と言う時、それは
同じ誤りを犯していることになるのです。

脳は原子や分子でできています。脳は木と同じように物であり、
「心は脳にすぎない」と言うことは、「意識は原子や分子に起因する」
と言っているようなものです。

糖が血液脳関門を通過する時、どうやって心が突然血糖値を上げるのか
今まで誰も説明していません。それはたただ推測されているだけなのです。

2つ目の間違いは、最初の間違いと密接に関係していて:
観察者は自分が観察しているものから離れて立っていることができる
ということです。

この世界が参加型の宇宙である代わりに、
科学では外側の現実は私たちとは分離していると主張しています。

それでは、私たちはパン屋の窓に鼻を押し付け、ガラス越しにじっと
見ているだけで決して中には入ることのない子供のようなものです。

この観点は経験をデータに単純化し、さらにデータは経験より優れている
とまで言っています。これは全く真実ではありません。

血圧、心拍数、ホルモンレベルなど、あなたの体のデータは
本質的にはブッダ、アインシュタイン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、
ピカソのデータと同じものなのです。

これらの個人を独自なものとしているすべての要因を否定してしまうと、
本質的なもの、すなわち人生の意味と目的を否定したことになるのは
明らかでしょう。

私は、何も排除される必要がない新しい世界が生まれてきていて、
その新しい世界は経験にのみ基づくことができると主張しています。

経験は、異なる人生を生きる何十億もの人を網羅していますが、
一つの要素だけがいつも存在しています。

それは意識です。思考と行動は意識の中で起こります。

これはあまりにも明らかなので、「海洋生物は海で生まれる」
と言うのと同じであまり意味のない事のように思われます。

しかし世界の英知の伝統は私たちの目を開かせ、明らかであるものを
越えた、途方もなく重要なことを見るために存在しています。

もしあなたが意識を深く追求すると、存在の本質、すなわちそれが
目的、方向、そしてゴールの意味であることがわかるでしょう。

あなたは自分が誰であるのか、深く、完全に分かり、そして
それが明らかになると何が現実なのかがわかるでしょう。

非二元的意識は、客観性より主観性を称賛しているわけではありません。
そうすることは単に物質主義の間違いを取り上げて覆すだけです。

非二元システムは「すべてはXから成り立っている」という
同じ主張をしています。

科学ではすべては物質とエネルギーから成り立っていると言っています。
非二元意識ではすべては心からできていると言っているのです。

宇宙船で地球に着陸した宇宙人ならどちらの偏見も持たないので、
なぜこの2つの世界観が一方が他方を非常識だとみなしているのかが
簡単にわかるでしょう。

あなたが心と主観的経験について理解しようとする時、
すべてが物質とエネルギーである言うことはばかげています。

一方、星や銀河がどこからくるかを解明しようとする時は、
非二元意識は理屈に合いません。

言い換えれば、身体の主張は身体が行うことが確実であるように
自分の内側について語る時には心がそれを行うことが確実なようです。

大きな課題は、信じるにせよ信じないにせよ、どちらの不合理な主張が
実際に正しいかを決めることです。

何千年もの間、創造は神の心の中で起こり、神が宇宙の霊的起源であると
人類は疑いもなく信じていました。

今日、原子や分子と呼ばれる小さな物質が、なぜ私たちが恋に落ち、
芸術を生み出し、頭の中で思考するのかを明らかにしてくれると
私たちは疑いもなく信じています。

私は現代の先入観と対立的な古代の先入観を擁護しているわけでありません。

むしろ進化によって、私たちが未熟な精霊信仰を越えた地点まで到達し、
それが霊的であれ、物質的であれ、ついには全体から見た現実の中で
意識がどういうふうに働くのか分かるようになってきているのです。

私たちは銀河や個人の経験を、それぞれの同じ起源を見つけることで
同時に説明することができるのです。

もし自然が同じ場所 ― 時間と空間を越えた目に見えない工場 ― に行き、
超新星、バラ、人間愛、そして神への欲求を創造するとしたら、
非二元性はすべてを解決することになります。

私は、非二元性は意識に基づいたものに違いないという見解を持っています。

なぜなら私たちが知っている唯一の現実は経験から来るということは
避けられない事実からです。

私たちは間違いなく参加型宇宙に生きていて、
データは経験よりも優れているという思い込みを捨てることが
早くできればできるほど、世界を変革することに近づくでしょう。


ディーパック・チョプラ  


翻訳:濱田真由美


※本記事のPart1はこちら「新しい年、そしておそらく新しい世界 (Part I)」
https://mm.jcity.com/MM_BackNoDetail.cfm?u=bms&mg=2&m=100&r=1&md=2012/03/06
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