エサレン・アプローチへの1つの明確な答え (バックナンバー)
----- 有限会社 編カンパニー -----



件名:皆さん、脳下垂体がストライキをするらしいです。。
日付:2014/08/13
差出人:ゆったりセラピスト・鎌田麻莉 


「ゆったりセラピー基礎講座」 in東京

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皆さん、おはようございます。

ゆったりセラピストの鎌田麻莉です。

先日、テレビで、腕利き?の総合診療医が、3名の研修医を相手にカンファレンスを行うという設定で、ある患者の訴えをドンキュメンタリー風に描き、正しい病名の診断を導きだして行くという番組を観ました。毎回観ているわけではないのですが、ときどき、何かの弾みで観ることがあります。

そのときも、何かの作業しながら、立ったり座ったりして、全編丹念に観れなかったのですが、結果だけ言うと、その患者は、脳下垂体からの副腎皮質刺激ホルモンの分泌が激減しており、そのせいで副腎皮質ホルモンのコルチゾールの分泌が不足し、さまざまなつらい症状を抱えることになったと診断された。

なので、コルチゾールの投与により、以前のように元気に仕事ができるようになった。めでたしめでたし。

というものでした。番組自体は、推理ドラマをみているような面白さがあって、このメルマガ読者の中にも「みてる〜」という方もいらっしゃると思います。

私は、この番組の内容で、この脳下垂体からの副腎皮質刺激ホルモンの分泌の激減、ということが非常に興味深く感じられて、たらたらみてた割には、印象に残ったわけですが、

実のところ、違和感も感じました。

というのは、コルチゾール投与で
本当に問題解決なのかい?それでいいのかい?と思ったわけです。

問題の本質は、なぜ、この方の脳下垂体から分泌されるべきホルモンが分泌されなくなったかと

いうことの原因を探ることなのではないのかなーと思うのです。   

皆さんもご存知のように、脳下垂体は、

眉間の奥にある、蝶形骨のくぼみにちょこんとおさまった、

空豆大の器官で内分泌系の司令塔です。

まさにさまざまなホルモンの分泌の指示がここから、該当のホンルモンの「刺激ホルモン」といういう形で、

脳下垂体内を通る静脈中に放出され、それが全身の血流に乗って、

該当の内分泌器官に到達すると、その刺激ホルモンによって、

該当のホルモン、この場合は、コルチゾールなわけですが、が

副腎皮質から分泌されるわけです。

重要なのは、今度は、副腎皮質から分泌されたコルチゾールは、再び、全身の血流に乗って、脳下垂体にも到達し、

脳下垂体は、他の脳内に寄せられる全身の身体状況と血中のコルチゾール濃度とをここで検証し、

さらにコルチゾールの分泌を指令するかそれがどれくらいの分量が必要か判断して、

刺激ホルモンを分泌する、といういわば、

脳下垂体とそれぞれの内分泌器官の間を、血流によるホルモンネットワークが結ばれ、

フィードバック機能が綿密に働いて、我々の心身のバランスが保たれているというわけです。

この患者さんは、十分なコルチゾールの分泌が行われなくなったために、さまざまな辛い症状を抱えて、
仕事もままならなくなって医師のもとを訪れるのですが、例えば、副腎皮質を損傷したとかでコルチゾールが分泌できなくなっているわけではなく、機能としてはあるのだが、脳が、分泌しなさい、という指令をださなくなった、というわけです。どうしてこんなことが起こるのでしょうか。

番組では、彼は、仕事でたいへんつらい状況に追い込まれ、他の会社へ出向せざるを得なくなって、本当は、いろいろ反論したいことが山ほどあるのだが、ぐっとこらえて、新しい職場へ行ったところ、そこで、心身の不調に見舞われ、職場にもなじめず、心身もつらく、どうしようもなくなり、病院に駆け込んだ、というふうに描かれていました。

コルチゾールはストレスにさらされたときに分泌が促され、ストレスに心身が耐えられるように維持する働きがあるのですね。だから、コルチゾールが必要なだけ与えられれば、彼の心身は即座にその状況に耐えられるようになり、毎日仕事も楽しく職場の人たちからも頼りにされるようになって、めでたしめでたし、、

いや、なんか違うくないか?

ようするに、彼の脳下垂体は、「やってられるかい」「勝手にしやがれ」ってことになったのだと思うのですよ。

もうこれ以上のストレスに耐えるなんていやだーってことになり、コルチゾールを分泌する指令をださなくなった、ということなんですよね。たぶん。

私は、彼は、こんなにつらい症状になってしまうもっと前に、さまざまな兆候があったと思うのです。
どうしてそこで立ち止まって、3、4日温泉にでも行ってゆったりしなかったのか、と思うのです。

お、言いたいことはそれかい、そうなんです。

そして、ゆったりセラピーを受けていればよかった。

(本気でそう思うけど)そうしていたら、病気にならないで済んだかもしれないし、

ひょっとして、ばかばかしくなって会社をやめてたかも。

そして、新しい人生を歩む決断を、、、

いやいや、そういうことではなく、それでもいいと思うけど、なんでもいいが、、

いずれ、コルチゾールの投与により、病状はコントロールされたかに見える訳ですが、
私としては、どうもすっきりしない訳です。

彼の内分泌系のフォードバック機能はまずます乱されるだけではないのか?

いったい、いつまで、コルチゾールの投与が必要なのだろう?

もしかして、一生この先?(それは製薬会社の陰謀?)

結局、会社も家族も彼自身も彼を十分にケアできなかったということだし、しかもそれに気づいていないのだ。

彼は、この先、同じようなストレスにさらされたとき、
自分をどのように守ればよいかということを本当は学ぶべきだったのに学ばないでしまった。

また、この先、もしかするともっと重篤な病気になる可能性は高くなったのではないか、
(ひょっとして医療業界の陰謀?)と私は思ったのです。

この番組は、現代医学の著しい成果の誇示と総合医と呼ばれる医師たちの英雄伝として幕を引くのだけど、
見方を変えれば、我々の生きる社会の闇を浮かび上がらせていると思う。

なんで、そこまで無理を重ねて働き続けなければならないのか?

まあ、そこで、ゆったりセラピーのすすめなんだけどね。

来年の講座の予定のお問い合わせをいただいていますが、
9月初めくらいには、発表できるよう調整しています〜
しばし、お待ちくださいませ。

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