エサレン・アプローチへの1つの明確な答え (バックナンバー)
----- 有限会社 編カンパニー -----



件名:皆さん、「ここ」を錯覚しやすいです。
日付:2016/05/11
差出人:ゆったりセラピスト・鎌田麻莉 

触れられることで促される自己認知が、

自己肯定感へと繋がっていくような

触れ方、

これがエサレンアプローチの触れ方であり、

ゆったりセラピーです。


この触れ方を認知症ケアの分野で生かしていく試みを

社)ゆったりセラピー協会では去年より始めています。

興味のある方は、下記の講座はいかがでしょうか?


【ゆったりセラピーコミュニケーション力講習】
5月29日(日)10:00-17:00
http://bodyworkjp.org/y-communication/

**この講座は、ハンドケア講習修了者が対象となっています。

次回のハンドケア講習は7月18日(祝・月)です。
(この日程の後にもコミュニケーション力講習を開催します。)

ハンドケア講習について詳しくは、
http://mmct.jcity.com/?ct=153F22100F17F0F0



【心で触れるボディワーク説明会】
6月8日(水)10:30-12:30
http://mmct.jcity.com/?ct=119F22100F17F0F0

*8月29日(月)スタートの心で触れるボディワーク本格コースを
お考えの方は、ぜひ、お出かけください。


==

皆さん、おはようございます。


ゆったりセラピストの鎌田麻莉です。

圧迫ではなく、寄りかかりを、という話を前回しましたが、

その際、寄りかかるには、”正確な”角度でないと寄りかかりではなく

圧迫になってしまう、ということを脊柱起立筋を例にして述べました。

寄りかかったつもりで、角度がとらえられていないために

圧迫になってしまっており、

受け手の方に「痛み」を訴えられることは、たびたび起こっているでしょう。

そのために、施術者は「強すぎたんだ」と、

「寄りかかり」を制限する方向に持っていくことが多々あります。

「どこまで寄りかかっていいの?」という問いも生まれます。


また逆に、受け手の方に「もっと圧を」と言われることもあり、

えーっ、こんなに力を入れているのに、なんでー?

ということもあるかもしれませんね。


そんなこんなで施術を重ねるごとに混乱してしまう、ということが

練習セッションでは、起こりがちです。

練習セッションだったら、まだいいのですが、

サロンでの施術がそうであると、なかなか大変ですね。



「どこまで寄りかかっていいの?」という問いは、

実は寄りかかれていないために起こる問いです。


また、もっと圧を、と言われて力を込めるのだけど、

やはり、十分に圧を感じてもらえていないようだ、

という場合も、正確な角度を捉えられていない場合が多いと思います。


寄りかかりが成立するには、

その場所にとっての正確な角度で入っていることが必要です。

そうすると、「エッジ」と私は呼んでいますが、

「エッジ」が明確に感じられるのです。

要するに、ここまで、という感覚が相手の体から発せられて

自然に手が止まります。

寄りかかりとは、手が止まるところまで行く、ということなんです。

でも、怖くて、そうできない、のは、角度が違っているからですね。

圧迫してしまっているから、「エッジ」が感じられないのです。


また、圧が十分でない、と言われる場合も、寄りかかりの角度が

捉えられていない場合があります。

どれだけ、力を込めても受け手の方が十分に触れられている、

と感覚できないのは、寄りかかっていく角度が

違っている可能性があります。



さて、ほとんどの人が寄りかかりの角度を錯覚する場所が、

今思いつくところで2箇所あります。

それは、棘下筋へのストロークと

大腿2頭筋の筋腹へのソフトフィストによる刺激です。


ゆったりセラピーでは、肩甲帯への働きかけから

肩関節回りの深部ワークへの導入に

棘下筋へのストロークを入れています。

これは着衣でもオイルでも行います。


棘下筋の起始から停止へ筋の走行に沿って

寄りかかりを使ってストロークするという手技ですね。


寄りかかるというのは、原則的には

寄りかかる対象(受け手の方の筋の走行方向)に対して

寄りかかる軸(施術者の体軸または前腕)が垂直方向である時にバランスが取れます。

バランスが取れた状態を、寄りかかりと呼んでいます。

(もし、バランスが取れていなければ、圧迫になるという寸法です)


棘下筋は、肩甲骨の棘下窩と呼ばれる部位を起始として、

上腕骨の大結節に停止し、その方向にかなりの程度傾斜しています。

上腕骨の上部に向かって、いわば”下り坂”なんです。

(この傾斜は、受け手の方の上腕骨の内旋と大胸筋の短縮の度合いによって様々な具合です。)


ですが最初、あたかもその下り坂がないかのように

寄りかかろうとする人がほとんどです。


とても興味深いなーといつも思うのですが、

棘下筋及び肩甲骨があたかもマッサージテーブルに平行の向きで

あるかのようにストロークしてしまいます。

そうすると、施術者の手のひらは、

手根部か、小指側の側面しか、目的とする筋に触れていない状態です。

ですから、施術者の身体は安定ぜずグラグラしますし、

接着面(手のひらが体に触れている面)がが狭くなっているため、

受け手にとっては、十分な”触れられ感”は味わえない、

そのまま力任せに圧をかければ、痛いだけのストロークになってしまうか、

または、施術者が圧をかけているつもりでも

受け手は、撫でるだけのようなストロークに感じているか、

どちらかになってしまっていることが大変多いのです。


これは施術者が、

身体構造の持つ、3次元構造を平面的に錯覚することが

とても多いということなんだなーと常々私は思っています。


相手の身体構造の傾斜に合わせて(寄り添って)

自身の体軸も傾斜させて、垂直方向にし、接着面を最大にして

バランスをとって触れなければならないのに

(それが寄りかかりなんですが)


その傾斜を感覚できないというか、気がつかないというか、ですかね〜

(感覚はしている、、、実際に触れているんですから。)


そういう時、受講生の施術をよくよく観察していると

”思考に惑わされて”、「錯覚」しているようにも見えます。


ようするに、ここは寄りかかるから、ベッドに対して

平行に手のひらを動かせばいい、とまず思考があって触れている。

ところが実際に触れれば、かなりの角度を感じることになるので、

本来ならば、そこで、その傾斜に自分の体を合わせる、

という修正が自然に起こるはず、と私は思うのですが、

そのまま、傾斜に合わせることなく

接着面を狭いままストロークしていく。


体の感覚、触れている現実に従わず、頭で判断したことに

自分の感覚、からだの使い方、触れ方、を従わせてしまうのです。

これは、ある意味優れた能力だと私には思えますが、

ボディワークを行う場合にはこの能力は邪魔になってしまうんですね。


からだの使い方を覚えていく、身につけていくというのは、

頭で判断したことに従うパターンを一時、手放して、

感覚したことにからだを合わせて動かしていくことを

練習する、ということです。

そのことによって、実のところ、大脳皮質の新しいシナプスが

生まれるくらいの脳刺激も生まれる。。。


これは、施術者自ら、ボディワークを自身に施しているようなものです。

セッションというのは、同時進行で、

双方にボディワークが起こっているわけですね。


エサレンで、最初にボディワーク、という言葉が使われ始めたときには、

こういうこと、要するに、「体性感覚」を認知していく(気づく)ということ

すべてを指していたと思います。

私がトレーニングを受けた、90年初頭にはまだそういったニュアンスは

濃厚でしたね。

その後、ボディワークという言葉はあまり使われなくなり

(米国では)

ソマティクス、という言葉が主に使われていくようになります。



さて、長くなってしまいましたので、

「大腿2頭筋の錯覚」については次回詳述しましょう。


社)ゆったりセラピー協会の認定インストラクターは

ここらへん、キチンとみてくれると思います。



【ゆったりセラピー基礎講座】
 5月16日(月)スタート
(まだ、お申し込み間に合います)

 隔週月曜日4ヶ月間

http://mmct.jcity.com/?ct=17F22100F17F0F0



=====================

<<以下、他の講座日程&詳細ページです>>


【ゆったりセラピー入門講座】
 in 東京
7月3日(日)10:30-13:00
*前回のご案内は、31日でしたが、3日に変更になりました。
http://mmct.jcity.com/?ct=34F22100F17F0F0


【ゆったりセラピー入門講座】
 in 東京
8月27日(土)10:30-13:00
http://mmct.jcity.com/?ct=34F22100F17F0F0



【心で触れるボディワーク本格コース】
8月29日(月)スタート
http://mmct.jcity.com/?ct=68F22100F17F0F0


【ゆったりセラピー認定インストラクターコース】
詳しくはこちらから
http://mmct.jcity.com/?ct=51F22100F17F0F0


【ハンドケア認定インストラクターコース】
詳しくは、こちらから
http://mmct.jcity.com/?ct=136F22100F17F0F0




鎌田セッションを温泉サロンで受けたいな、という方はこちらから

http://mmct.jcity.com/?ct=102F22100F17F0F0





==



==
よかったら、
FBページへの「いいね!」をお願いします。

ゆったりセラピー
触れること・触れられることの豊かさを
全ての人へ
↓↓↓
https://www.facebook.com/yuttari.therapy/



*。*。。*。*。。*。*。。  2016/05/11

エサレン・アプローチへの1つの明確な答え 


発行者: 鎌田麻莉

心で触れるボディワークスクール

◆東京校
 東京都世田谷区梅が丘
 電話:03−3706−7041
 URL http://esalenbodywork.jp/

◆花巻・本校
 岩手県花巻市本館334−14
 電話:090-6642ー2385
 URL http://kokorodefureru.com/

◆メールアドレス(双方共通)
 amu@esalenbodywok.jp 

_________________________ 


メールアドレスの変更は次のURLをクリックしてください
<メールアドレス変更URL(アドレス確認なし)>


バックナンバーは以下のURLからご覧になれます
<バックナンバー閲覧URL(アドレス確認なし)>


購読停止は次のURLをクリックしてください
<購読停止URL(アドレス確認あり)>

*。*。。*。*。。*。*。。