エサレン・アプローチへの1つの明確な答え (バックナンバー)
----- 有限会社 編カンパニー -----



件名:皆さん、圧迫と寄りかかりは別のものです。
日付:2016/05/10
差出人:ゆったりセラピスト・鎌田麻莉 

【ゆったりセラピー基礎講座】
 5月16日(月)スタート
 隔週月曜日4ヶ月間

http://mmct.jcity.com/?ct=17F22100F17F0F0


全身の施術を教えるインストラクターは
難しいかなーとお感じの方に朗報です。
↓↓↓

【ハンドケア認定インストラクターコース】
7月18日(祝・月)から、スタートします。

http://mmct.jcity.com/?ct=136F22100F17F0F0

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皆さん、こんばんは。



ゆったりセラピストの鎌田麻莉です。

東京では、5月16日からゆったりセラピー基礎講座が始まりますが、

岩手は花巻では、先月から基礎講座の新しいクラスがスタートしています。

基礎講座で最初に取り組んでいただくのは、

オープニングの段階での脊柱起立筋への”寄りかかり”なんですが、

実は、これがなかなか正確にできるようにならないんですね。

要領を飲み込むまでに時間がかかるところです。

なので、基礎講座のプログラムを作る時に

悩ましいところではありました。

基本の手技に入れなくてもいいかなーって。

他に、すぐにできるものを取り上げていった方が

取り組んでもらいやすいかなー、

どうしようかなー、という。

というのも、一つの手技ができないからといって

施術全体の完成度が落ちるかというとそうではなく、

施術の不出来というのは総合得点ですから、

お客様に満足してもらおうと思えば、

無理してできないことを取り入れて行う必要は少なく、

できること、で構成していけばいいいんですね。

現実的には。


でも、「学ぶ」という段階で、

何を率先して身につけていってもらうべきか、

という問題を教える側は熟慮しなければなりません。

私の熟慮の結論はこうでした;

最初に基本的な体の使い方を

身につけてもらうことに重点を置こう。

そうすると、手技の種類は、それからいくらでも

必要に応じて増やせる。


基本的な体の使い方が身につかないまま先に進んでも、

手技が効果的なものにならないし、

たとえ、数をこなしたとしても上達しないし、

体を壊す原因にもなる。


ということで、ゆったりセラピー基礎講座のプログラムを

精査していきました。

そして、脊柱起立筋への”寄りかかり”は

基本的な体の使い方と寄りかかりの勘所を身につけるには

欠かせない手技なので、難しいけど、最初に入れることにしました。

ここで、寄りかかりの基本的な身体感覚を探求してもらうためです。


さて、こないだの花巻での基礎講座で、骨格標本に

脊柱起立筋への寄りかかりのモデルになってもらったところ(笑)、

とても分かりやすいものになりました。

受講生のみなさんは、一同、”納得!!”だったみたいです。

そこで、同じデモンストレーションを動画化してみました。

2分ほどです。


https://youtu.be/w1T_frZT2Fo


おそらく、最初、ほとんどの方が”圧迫”をしてしまうと思います。

でも、ゆったりセラピーでいうところの”寄りかかり”は

圧迫とは全然違うものなんですね。

そこのところ、この動画で納得していただけると思います。


上記の動画を見ると、寄りかかりのポイント<場所>が正確でも

その方向が違うと、”圧迫”になってしまうことがよく分かりますし、

そうすると”返し”は生じないということもよく分かります。


寄りかかりには、寄りかかりの方向というものが明確にあって、

それはどんぴしゃりのもので、こっちでもあっちでもいい、

というアバウトなものではありません。

施術者の体軸と受け手の体軸、そして重力の

3つの方向が、ぴたっとバランスのとれる方向に施術者が

自身のからだを預けていく、ということが、

ゆったりセラピーでいうところの、寄りかかりです。


寄りかかりの正確な方向を感覚できるように

自身の身体感覚を鍛えていく、のがゆったりセラピーの練習、

ということになります。

最初は、その方向を探す、という触れ方を行うことになりますが

それは、受け手にとっても自分の体を探求することを促すタッチとなります。

いわば、体制感覚を刺激する、ということですね。


寄りかかり、というのは、体制感覚に働きかけるものなのだと思います。

寄りかかりが、どんぴしゃりと決まると、

受け手の意識は、内側へと誘われます。

そこから、”開放感”を味わったり、

体幹の感覚を深めたり、ある種の気づきが生まれたり、

感情が動いたりします。


ところが、圧迫をしてしまうと、そうした感覚を感じてもらえず、

文字通り、圧迫感を感じます。

(体制感覚が十全に刺激されない、ということですね)

それはあまり心地の良いものではありません。


そして、脊柱起立筋の場合、寄りかかりのポイントが正確であれば、

そこで圧迫をしてしまうと、脊椎の棘突起に手根がかかり

逆に受け手に、圧迫感のみならず、痛み、

または違和感を感じさせることになります。

寄りかかりが成立している場合、

(正確な角度、方向で行ったという意味ですが)

痛みや違和感は生じません。そして、ピタと手が止まります。


脊柱起立筋の場合、寄りかかりの場所は把握しやすいのですが、

角度がなかなか把握できず、単に圧迫になってしまっていることがほとんどです。

多くの受講生が、それで、「痛い」と言われたり、

どこまで寄りかかったらいいか分からない感じがして、

無意識に寄りかかりのポイントをほんの少し外側にずらしてしまっているようです。

そうすると、手が滑って寄りかかれません。

どうしたら、寄りかかれるの?ということになります。


というわけで、脊柱起立筋への寄りかかりは

エサレンのコースなどでは習うことが多いと思いますが、

結局、ちゃんとできるようにならず、結果、訳が分からなくなって

行うのをやめてしまっている施術者も多いと思います。

それをしなくても他にいろいろやることはあるので、

セッションとしては成り立つとは思いますが、

私としてはオープニングの際の脊柱起立筋への寄りかかりは、

エサレンアプローチとしては基本のものだと

考えていますから、ぜひ、「正確に」習得してほしいのです。

他の手法の施術の方も熟練の方は、施術の初めにこの

脊柱起立筋への寄りかかりを使うことが多いという印象です。

熟練者がそれを使うには、実は理由があるのですよ。

その理由に関しては、また追々詳述してみたいと思います。




いずれ、基礎講座はこういうことをしっかりごまかさずに

取り組むには、うってつけです。

こうした質は、オイルトリートメントにも取り入れていただけると思います。

体制感覚を十全に刺激するような触れ方、

それが、エサレンのアプローチなのだと思います。

全身を触れていくオイルのストロークは、まさにそれです。

そして、「寄りかかり」で、それに3次元の認識と

動きによる深部感覚情報を加えていく、というわけです。



【ゆったりセラピー基礎講座】
 5月16日(月)スタート
 隔週月曜日4ヶ月間

http://mmct.jcity.com/?ct=17F22100F17F0F0



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<<以下、他の講座日程&詳細ページです>>



【ゆったりセラピーコミュニケーション力講習】
 in 東京
5月29日(日)10:00-17:00
http://bodyworkjp.org/y-communication/


【心で触れるボディワーク説明会】
 in 東京
6月8日(水)10:30-12:30
http://mmct.jcity.com/?ct=119F22100F17F0F0
*8月29日スタートの本格コース受講をお考えの方はぜひ、ご参加ください。



【ハンドケア講習】
 in 東京
7月18日(月)10:00―13:00
http://mmct.jcity.com/?ct=153F22100F17F0F0


【ゆったりセラピー入門講座】
 in 東京
7月3日(日)10:30-13:00
http://mmct.jcity.com/?ct=34F22100F17F0F0


【ゆったりセラピー入門講座】
 in 東京
8月27日(土)10:30-13:00
http://mmct.jcity.com/?ct=34F22100F17F0F0



【心で触れるボディワーク本格コース】
8月29日(月)スタート
http://mmct.jcity.com/?ct=68F22100F17F0F0


【ゆったりセラピー認定インストラクターコース】
詳しくはこちらから
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【ハンドケア認定インストラクターコース】
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http://mmct.jcity.com/?ct=136F22100F17F0F0




鎌田セッションを温泉サロンで受けたいな、という方はこちらから

http://mmct.jcity.com/?ct=102F22100F17F0F0

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(前回メール本文のコピー)

触れられることで促される自己認知が、

自己肯定感へと繋がっていくような

触れ方、

これがエサレンアプローチの触れ方であり、

ゆったりセラピーです。


この触れ方を認知症ケアの分野で生かしていく試みを

社)ゆったりセラピー協会では去年より始めています。

興味のある方は、下記の講座はいかがでしょうか?


【ゆったりセラピーコミュニケーション力講習】
5月29日(日)10:00-17:00
http://bodyworkjp.org/y-communication/

**この講座は、ハンドケア講習修了者が対象となっています。

次回のハンドケア講習は7月18日(祝・月)です。
(この日程の後にもコミュニケーション力講習を開催します。)

ハンドケア講習について詳しくは、
http://mmct.jcity.com/?ct=153F22100F17F0F0



【心で触れるボディワーク説明会】
6月8日(水)10:30-12:30
http://mmct.jcity.com/?ct=119F22100F17F0F0

*8月29日(月)スタートの心で触れるボディワーク本格コースを
お考えの方は、ぜひ、お出かけください。


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皆さん、おはようございます。


ゆったりセラピストの鎌田麻莉です。

圧迫ではなく、寄りかかりを、という話を前回しましたが、

その際、寄りかかるには、”正確な”角度でないと寄りかかりではなく

圧迫になってしまう、ということを脊柱起立筋を例にして述べました。

寄りかかったつもりで、角度がとらえられていないために

圧迫になってしまっており、

受け手の方に「痛み」を訴えられることは、たびたび起こっているでしょう。

そのために、施術者は「強すぎたんだ」と、

「寄りかかり」を制限する方向に持っていくことが多々あります。

「どこまで寄りかかっていいの?」という問いも生まれます。


また逆に、受け手の方に「もっと圧を」と言われることもあり、

えーっ、こんなに力を入れているのに、なんでー?

ということもあるかもしれませんね。


そんなこんなで施術を重ねるごとに混乱してしまう、ということが

練習セッションでは、起こりがちです。

練習セッションだったら、まだいいのですが、

サロンでの施術がそうであると、なかなか大変ですね。



「どこまで寄りかかっていいの?」という問いは、

実は寄りかかれていないために起こる問いです。


また、もっと圧を、と言われて力を込めるのだけど、

やはり、十分に圧を感じてもらえていないようだ、

という場合も、正確な角度を捉えられていない場合が多いと思います。


寄りかかりが成立するには、

その場所にとっての正確な角度で入っていることが必要です。

そうすると、「エッジ」と私は呼んでいますが、

「エッジ」が明確に感じられるのです。

要するに、ここまで、という感覚が相手の体から発せられて

自然に手が止まります。

寄りかかりとは、手が止まるところまで行く、ということなんです。

でも、怖くて、そうできない、のは、角度が違っているからですね。

圧迫してしまっているから、「エッジ」が感じられないのです。


また、圧が十分でない、と言われる場合も、寄りかかりの角度が

捉えられていない場合があります。

どれだけ、力を込めても受け手の方が十分に触れられている、

と感覚できないのは、寄りかかっていく角度が

違っている可能性があります。



さて、ほとんどの人が寄りかかりの角度を錯覚する場所が、

今思いつくところで2箇所あります。

それは、棘下筋へのストロークと

大腿2頭筋の筋腹へのソフトフィストによる刺激です。


ゆったりセラピーでは、肩甲帯への働きかけから

肩関節回りの深部ワークへの導入に

棘下筋へのストロークを入れています。

これは着衣でもオイルでも行います。


棘下筋の起始から停止へ筋の走行に沿って

寄りかかりを使ってストロークするという手技ですね。


寄りかかるというのは、寄りかかる対象(受け手の方の筋の走行方向)に対して

寄りかかる軸(施術者の体軸または前腕)が垂直方向である時にバランスが取れます。

バランスが取れた状態が、寄りかかりなんですね。

(もし、バランスが取れていなければ、圧迫になるという寸法です)


棘下筋は、肩甲骨の棘下窩と呼ばれる部位を起始として、

上腕骨の大結節に停止し、その方向にかなりの程度傾斜しています。

上腕骨の上部に向かって、いわば”下り坂”なんです。

(この傾斜は、上腕骨の内旋と大胸筋の短縮の度合いによって生まれると思われます。)


最初、あたかもその下り坂がないかのように

寄りかかろうとする人がほとんどです。

とても興味深いなーといつも思うのですが、

棘下筋及び肩甲骨があたかもマッサージテーブルに平行の向きで

あるかのようにストロークしてしまいます。

そうすると、施術者の手のひらは、

手根部か、小指側の側面しか、目的とする筋に触れていない状態です。

ですから、施術者の身体は安定ぜずグラグラしますし、

接着面(手のひらが体に触れている面)がが狭くなっているため、

受け手にとっては、十分な”触れられ感”は味わえない、

そのまま力任せに圧をかければ、痛いだけのストロークになってしまうか、

または、施術者が圧をかけているつもりでも

受ける側は、撫でるだけのようなストロークに感じているか、

どちらかになってしまっていることが大変多いのです。


これは施術者が、

身体構造の持つ、3次元構造を平面的に錯覚することが

とても多いということなんだなーと常々私は思っています。

相手の身体構造の傾斜に合わせて(寄り添って)

自身の体軸も傾斜させて、垂直方向にし、

バランスをとって触れなければならないのに

(それが寄りかかりなんですが)

その傾斜を感覚できないというか、気がつかないというか、ですかね〜

(感覚はしているはずです、、実際に触れているんですから。)


そういう時、受講生の施術をよくよく観察していると

”思考に惑わされて”、「錯覚」しているようにも見えます。


ようするに、ここは寄りかかるから、ベッドに対して

平行に手のひらを動かせばいい、とまず思考があって触れている。

ところが実際に触れれば、かなりの角度を感じることになるので、

本来ならば、そこで、修正がおこるはず、と私は思うのですが、

そのまま、平行なはず、と角度を無視して

接着面を狭めたままストロークしていく。


体の感覚に従わず、頭で判断したことに自分の感覚、からだの使い方を

従わせてしまうのです。

これは、ある意味大変な能力だと私には思えますが、

ボディワークを行う場合にはこの能力は邪魔になってしまうんですね。


からだの使い方を覚えていく、身につけていくというのは、

頭で判断したことに従うパターンを手放して、

感覚したことにからだを合わせて動かしていくことを

練習する、ということです。

そのことによって、実のところ、大脳皮質の新しいシナプスが

生まれるくらいの脳刺激も生まれる。。。


これは、施術者自ら、ボディワークを自身に施しているようなものです。

セッションというのは、同時進行で、

双方にボディワークが起こっているわけですね。


エサレンで、最初にボディワーク、という言葉が使われ始めたときには、

こういうこと、要するに、「体制感覚」を認知していく(気づく)ということ

すべてを指していたと思います。

私がトレーニングを受けた、90年初頭にはまだそういったニュアンスは

濃厚でしたね。

その後、ボディワークという言葉はあまり使われなくなり

(米国では)

ソマティクス、という言葉が主に使われていくようになります。



さて、長くなってしまいましたので、

「大腿2頭筋の錯覚」については次回詳述しましょう。


いずれ、社)ゆったりセラピー協会の認定インストラクターは

ここらへん、キチンとみてくれますよ。



【ゆったりセラピー基礎講座】
 5月16日(月)スタート
(まだ、お申し込み間に合います)

 隔週月曜日4ヶ月間

http://mmct.jcity.com/?ct=17F22100F17F0F0



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【ゆったりセラピー入門講座】
 in 東京
7月3日(日)10:30-13:00
*前回のご案内は、31日でしたが、3日に変更になりました。
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【ゆったりセラピー入門講座】
 in 東京
8月27日(土)10:30-13:00
http://mmct.jcity.com/?ct=34F22100F17F0F0



【心で触れるボディワーク本格コース】
8月29日(月)スタート
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