日本ストレスチェック協会代表理事・医学博士・産業医 武神のメルマガ (バックナンバー)
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件名:産業医武神より、【感染症対策の基本:世間の知らない医療従事者の常識】
日付:2014/11/05
差出人:日本ストレスチェック協会代表理事・産業医 武神健之 

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メルマガ読者様のための、衛生員会の議題提供
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いつもこのメールをお読みいただきどうもありがとうございます。
一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事、産業医の武神です。

今日は、産業医の立場からのメルマガです。
【感染症対策の基本:世間の知らない医療従事者の常識】
あなたのお役に立てば幸いです。

(メルマガ最後に大切なお知らせがあります)

前回のメルマガで申し上げた通り、
感染症は、
その感染経路別に対策をとるのが、
医療従事者の間では常識です。


いろいろな感染経路がありますが、代表的な3つは以下です。
【接触感染】
皮膚と粘膜・創の直接的な接触、あるいは中間に介在する環境などを介する間接的な接触による感染経路を指す。

【飛沫感染】
病原体を含んだ大きな粒子(5ミクロンより大きい飛沫)が飛散し、他の人の鼻や口の粘膜あるいは結膜に接触することにより発生する。飛沫は咳・くしゃみ・会話などにより生じる。飛沫は空気中を漂わず、空気中で短距離(1〜2 メートル以内)しか到達しない。

【空気感染】
病原体を含む小さな粒子(5ミクロン以下の飛沫核)が拡散され、これを吸い込むことによる感染経路を指す。医療現場においては気管内吸引や気管支鏡検査などの手技に伴い発生する。飛沫核は空気中に浮遊するため、この除去には特殊な換気(陰圧室など)とフィルターが必要になる。

読んでおわかりのように、
感染力の強い=感染しやすいのは、
接触<飛沫<空気感染です。


有名な病気でいうと
接触感染は、今回のエボラ出血熱
飛沫感染は、インフルエンザ
空気感染、結核、麻しん 
などですね。

イメージがおわかり頂けたと思います。


そして、それぞれの感染経路別の対策というものがあります。しかしその前に、
【標準予防】
といって、すべてに対して適用される基本的な感染対策があります。

【標準予防】
標準予防策
標準予防策はすべての患者に対して適用される基本的な感染対策であ�る。
1)血液・体液・分泌物(汗を除く)・排泄物などに触れることが予想される場合は、手袋を着用する。それらに触れた後は直ちに手袋を外し、手洗いをする。
2)血液・体液・分泌物(汗を除く)・排泄物などの飛散が予想される場合は、飛散の程度と部位に応じて、サージカルマスク、目の防護具(フェイスシールドまたはゴーグル)、ガウンを適宜着用する。
3)血液・体液・分泌物(汗を除く)・排泄物などで汚染された器具・器材は適切に洗浄あるいは消毒してから次の患者に使用する。
4)咳・発熱などの呼吸器感染症状を有する患者の診療においては、すべての医療機関で以下の「呼吸器衛生・咳エチケット」を実施する。
 @ 患者に接するスタッフはサージカルマスクを着用する
 A 呼吸器感染症状を有する患者に対してサージカルマスクの着用を促す
 B 患者に対して、咳やくしゃみをする際に口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ、1m以上離れることを勧める
 C 呼吸器系分泌物を含んだティッシュをすぐにふた付きのごみ箱に捨てることができる環境を整える
 D 流水またはアルコール製剤による手洗い(手指衛生)が行なえる環境を整える


上記に加えて、その感染経路に応じた経路別予防策を、標準予防策に上乗せして考える必要があります。
(1) 接触予防策
患者を個室に収容する。個室の数が足りない場合は、同じ疾患の患者同士を同一部屋に収容する。患者の部屋に入室する際には手袋を着用し、退出の際には手袋を外して直ちに手指消毒を行なう。医療従事者の体が患者に接触することが予想される場合はガウンを使用する。
(2)飛沫予防策
患者を個室に収容する。個室の数が足りない場合は、患者同士のベッド間隔を 2m以上離す。患者同士の間にカーテンなどの障壁を設置する。患者に近寄る際にスタッフはサージカルマスクを着用する。
(3)空気予防策
患者は陰圧個室に収容し、スタッフは患者病室に入室する際には N95 マスクを着用する。患者が検査などで個室外に出る必要のある際には、患者にサージカルマスクを着用させる。



ですから、今回は、エボラ出血熱対策ではなく、
接触感染の病気対策を考えるのが、
まずは基本です。

その前に、標準予防ができているか、しっかり見直しましょう。
職場で言えば
・手洗い用の石けんはありますか?アルコール製剤はどのタイミングで出す予定ですか?
・誰かが職場で吐いたときの、対応手順は決めてありますか?
・職場のゴミ箱は、ふた付きになっていますか?
まずは、この3つをお考えください。

そして、それ以上に、
BCP(事業継続計画)が大切です。

最悪なシナリオでは、あなたの会社に出勤停止命令が
国からでる可能性が現在否定はできていませんので。

以上、お読みいただきましてありがとうございます。
コメント、ご質問等、お待ちしております。bit.ly/jw17lT
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

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