和田裕美の「週刊ワダビジョン」 (バックナンバー)
----- 和田裕美事務所株式会社 -----



件名:身体の位置を変えて、相手の視点を探る
日付:2017/06/01
差出人:和田裕美の「週刊ワダビジョン」 

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こんにちは 和田ひろみです。

■ご存知の方も多いと思いますが、
私は京都出身なんで
小さい頃から
海外からやってくるたくさんの旅行者を
当たり前のように見て育ったんです。

そう、昔から海外の方々にとって京都は
“一番行きたい日本のスポット”
不動の第一位なんですよね。

けれど、小さい頃は
「お寺ばっかり見て
 なにか楽しいのかな?」
と、ガイドブックを片手に、興味深そうに
お寺をうろつく外国の人を見て
思っていたんです。

自分にとっては
日常のなかに
当たり前にあるものが
ある人にとっては
「感動と驚きを与えるもの」となる感覚が
わからなかったようです。

■今は、東京に住んでいますが
海外からの旅行者が
どうしても訪れたいという人気スポットが
『渋谷のスクランブル交差点』と
聞いたときも

「なんで?
 あんなごちゃごちゃしたのが?」
と思ったんです(笑)

聞けば、
赤信号でしっかり止まって、
青になったら一斉に歩く日本人の姿が
海外から来た人には珍しくて
感動するのだそうです。

京都のお寺とか文化とは、
また違う視点からの「感動」が
普段、なにも感じずに歩いている交差点にも
あるのですよね。

自分にとっては
「なんともないこと」が
視点をずらせば
「すごいこと」になる。

それに気づくのは、やはり
外側からの視点で
ものを見ないといけなくて、
内側からの視点では、
同じ景色しか見えないのです。


==========
今日の気づきPOINT
「相手の視点を探る」
==========

■今週は熊野のことばかり書いていますが、
成功したビジネスモデルからは
学ぶことが多いので続けますね。

昨日は
「もっとよいサービス」を作るために
地元のおじいちゃん、おばあちゃんの
対応を変えていく取り組みがあったことを
書きましたが
https://mm.jcity.com/MM_PublicBackNo.cfm?UserID=perie&MagazineID=1&T=1384

こういうことって
わかっていてもなかなかできないことで
取り組んでもなかなか続かないところが
多いのです。

なぜって、“人を変えていく”ことは
ある意味、新しい商品やサービスを
生み出すより
手間と時間がかるので
熱意と根気が必要だからです。

では、
なぜ熊野では
「人を変えていくこと」ができたのか?
ってことなんです。

それは、やっぱり
外側からの視点で
熊野を見た人がいるからではないかと
わたしは思っているのです。

■ご存知かもしれませんが
数百キロに及ぶ「道」の
世界遺産が世界で2つあります。

そのひとつが
スペインの「サンティアゴ巡礼の道」で
そしてもうひとつが「熊野古道」です。

(ちなみに「サンティアゴ巡礼の道」は
 キリスト教の聖地である
 スペイン、ガリシア州の
 サンティアゴ・デ・コンポステーラへの
 巡礼路です。
 ここに詳しくあります
   ↓
 https://ja.wikipedia.org/wiki/サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
 アメリカの「サンディエゴ」と
 間違えそうですよね)

このふたつの道は
1998年に姉妹道になっており
3年前に、サンティアゴ・コンスポステーラ市と
和歌山県田辺市との間に観光協定が結ばれて、
いまでは「共通巡礼」がはじまっているのです。

■巡礼の道は年間10万人もの人が挑戦する道。
「ものすごく心が洗われる」
「尋常でない達成感がある」
と、噂で聞くし
その上、大好きな熊野古道との
「共通巡礼」となれば
「一度は歩いてみたい!」と思ったのですが…

全部歩くと800キロもあって
一ヶ月はかかると聞いたとたんに
即効、断念してしまいました。(弱っ)

だって、
800キロって東京から広島までの距離くらいです。
そんな体力ない……。

■でも、このメルマガでも
何回か紹介している
元熊野役場で観光窓口をされていた
鳥居さんは
(現在は独立されて、熊野本宮大社敷地内で
 「とりいの店」http://toriinomise.com
 をオープンされています
 海外の方が古道を歩くとき
 大きな荷物を宿から宿へ運ぶなどの
 サービスをされています。
 なんと、来年の夏まで予約入ってるそうです)

定年まであと3年で
お仕事を早期退職し、
実際にサンティアゴまで行って
ひと月かけて800キロをほんとうに歩かれたのです。

以前から
「歩いて体験しないと
 人に勧めることもできないから絶対に歩かねば!」
と思っていたそうです。

■800Kmの道中の話は
ご本人から詳しく聞いてないのですが
1日30キロも歩くなかで
雨の日も、晴れの日も
足が痛くて歩くのが大変なときも
大雨のなかなかなか中継点に
たどり着けない大変な日も、
あったそうです。

けれど、だからこそ、
明るく声をかけてくれた人たちや
親切に助けてくれた現地の人たちと出会うことで
旅がどれほどすばらしいものになるのか
身にしみて感じた鳥居さんは
ゴール寸前、
涙で前が見えなくなるほど感動で
胸がいっぱいになったそうです。

そして、
「はるばる熊野に来てくれた人たちにも
 ここでわたしが感動したように
 もっと声をかけたり
 ささやかでも心に残るおもてなしをしよう」
と、強く心に誓われたのです。

こうやって、
旅行者とそこに住んでいる人との
“心の通った交流”がなによりも大切だと
気付かれたことが
おじいちゃん、おばあちゃんへの
熱心で、あきらめない働きかけになっていくのです。

“なにをしたらいいのか”
“なにが一番大切なのか”は
相手の視点から見てみないと、
見えないものです。

それは、マーケティングリサーチだけでなく、
やっぱり、自分の身体の位置を変えてこそ
見えてくるのかなと思います。

■そういえば
わたしが対面営業をしていたとき、
ふと、お客様が座る位置から
なにが見えるのか?と気になって
反対側に座ってみたことありました。

そこにはぜんぜん違う景色があって
そのときはじめて、わたしは、

「どんな景色なら
 もっとわたしの話を聞きたくなるだろうか?」
と、考えたんです。

それまではちっとも
相手の視点など考えてなかったんですよね。

相手の視点を気にするようになってから
数字が伸びたのはいうまでもありません

みなさんもちょっと
視点をずらしてみてください。
そこに大きなチャンスがあるかもしれません。

ではね。

100キロ歩けば
巡礼証明書がもらえるそうなので、
サンティアゴ、来年歩くかもしれない
和田より。


【追伸】

サンティアゴ巡礼の旅については
鳥居さんが一緒に同行した
取材班の本に詳しくあります
   ↓
「スペイン サンティアゴ巡礼の道」
https://goo.gl/qsGY6U

それでは、また次回のワダビジョンで!

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