ワンネスグループ メールマガジン (バックナンバー)
----- Oneness Group -----



件名:「依存症を知るメルマガ」奈良施設での依存症脱却プログラムをレポート/依存症体験談集の発行へご支援を!
日付:2019/02/21
差出人:ワンネスグループメルマガ[マイナス10からプラス10へ] 

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依存症経験者の視点で「生きやすい」社会づくりを目指す

ワンネスグループ メールマガジン
『マイナス10からプラス10へ』

【第173号】2019年2月21日(木)

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【ギャンブル等依存症対策の担い手になる】
「国際問題ギャンブルカウンセラー 認定プロセス」
「ギャンブル等依存症者 援助職向けワークショップ」

◆詳しい内容・参加申し込みは下記URLをご覧ください
https://oneness-g.com/blog/archives/9378

□MENU―――――――――

1.《あいさつ》 奈良GARDEN ディレクター
2.【お知らせ】 依存症体験談集の発行へご支援を!
3.【レポート】 正直さに取り組む 〜 奈良GARDENのプログラムから 〜
4.《コラム》 大学生の依存症施設見学

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このメールは、ワンネスグループ関連のメルマガ登録をされた方、
過去にワンネスグループのセミナー、イベント等に参加された方、
スタッフと名刺交換された方にお送りさせていただいております。
(配信停止・配信先アドレス変更ご希望の方は、文末をご覧ください)

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1.《あいさつ》

春は近いとはいっても、まだまだ底冷えする毎日が続きますね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

私は、一般社団法人GARDEN の奈良施設(Healing Garden Care Center)
ディレクターの酢谷映人(スヤ エイト)と申します。
この2月から、私が何か伝えられることがあったらと思い始めさせていただきました。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

私が奈良の土地に来て、早くも7年が経ちました。
当時21歳の私は薬物使用が止まらずにもがき続けていた、依存症の本人であります。

14歳からの薬物使用。
その頃すでに、季節の移り変わりへの関心や、人生に対する喜び、
将来への希望や夢などは私の生き方の中に失いかけて、
21歳までただ生きているだけの人生でした。

あの頃の私は若かったため、当時周りにいた友人や、同年代の人を見るたび、
「自分だけ、なぜこんな風になってしまったのか」と空虚感を抱いていました。
誰も自分を理解してくれない。理解できるはずがない。理解されたくない。
など、自分の心を閉ざすことしかできませんでした。
まるでそれは、「生きる価値がない」という烙印が自身に貼りついているかのようでした。

「まだ若いから」「いつでもやり直せる」「ちゃんとやれば」
解決策が見えなかった当時の私には、そんな日はいつまでも来ませんでした。

絶望し、不安や恐れの中で生きる私に、希望を差し伸べてくれた、
それは家族から始まり、依存症からの回復者との出会いでした。
私は自分自身の問題、薬物依存症という問題を認められずにいた時、
早くに私の家族が依存症について知り、学び、助けを求めてくれたことで、
私は若くして依存症からの回復者との出会いがあったことで、
21歳のその時から、依存になるものからは脱却し続けられています。

強制的に使えない場所にいない限りやめることなどできず使用し続けていた私が、
強制的に使えない状況下でもなく、社会の中でやめることが現在も続いているのは、
私にとって最も必要な希望を差し伸べ、共に歩み、教えてくれた、
「人・場所・解決策・実践」があったからだと確信しています。

私にとって依存症から回復とは、
何かしらの依存の問題をやめる、そのことではありません。
私は、薬物をやめたいから頑張れたわけではなく、
ただ幸せや希望・夢・愛を感じられる自分になるために回復に取り組んできました。

それは私にとって大きな価値観を生みました。
なぜならば、それを感じられる私(自分)になった時。
私の中から薬物が必要なくなったからです。

回復とは、やめるためにしていくのではなく、
前を向き自分の命を輝かせる為に歩んでいくものです。

そのことを、今施設のなかで回復プログラムに取り組むみんなや、
これから出会う人々に伝えていくことに励んでいきます。

皆さま、これからも希望を持って見守っていただけたらと願っております。


奈良GARDEN ディレクター
酢谷 映人

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●○ 奈良GARDEN活動ブログ「神鷹(かみたか)一座」 ○●
http://kamitaka.garden-ag.org/


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2.【お知らせ】

「私たちの経験を、もっと多くの方へ届けたい」
〜 依存症体験談集発行プロジェクトにご支援を!〜
https://www.akaihane.or.jp/furusapo_theme/furusapo_049/

ワンネスグループ 一般社団法人セレニティパークジャパンでは、
奈良県共同募金会が主催する‘ぴ〜すぺ〜すプロジェクト’のひとつとして、
依存症体験談集の発行プロジェクトを進めています。

私たちは、その前身となる依存症回復支援施設の時代に、
依存症者や家族、専門家などが執筆した体験談集を2度発行しました。

新しい体験談集の発行を望む声をいくつも耳にする中、
共同募金会によるプロジェクトに採択いただき、実現に向け動き出しました。

同プロジェクトは、今年1月から3月の間で募金活動を実施するもので、
奈良県内のNPO法人やボランティア団体、福祉関係者と、
奈良県共同募金会の協働により、「peace(安心)+space(空間)」といった、
誰もが安心して過ごせる居場所づくりを応援するものです。

これを依存症の理解促進に当てはめると、スティグマ(烙印)や差別の解消につながり、
結果的に依存で苦しむご本人やご家族が早期に解決策を手にすることができるのです。

過去に何があって、どのようなきっかけで変化の一歩を踏み出し、
今はどのような生き方をしているかを語る体験談集。

下記URLより、奈良県内外を問わず応援いただけます。
皆さまからのご支援を宜しくお願いいたします。
https://www.akaihane.or.jp/furusapo_theme/furusapo_049/


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3.【レポート】

正直さに取り組む 〜 奈良GARDENのプログラムから 〜

定期更新している「ワンネスグループ活動ブログ」から記事のご紹介。
今回は、奈良GARDENから施設プログラムのひとつをレポートします。

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各施設の様々なプログラムの中で、今回は「シェアリング」をご紹介します。

シェアリングとは、その人自身のなかで起きている問題について、
「その問題によって自分がどのような状態になっているか」、
「その問題をどうしていきたいのか」などを話し合うものです。

正直さが依存症からの脱却に必要なことは、施設入所当初からよく耳にしますが、
依存症者にとって非常に難しい壁があります。

仲間たちに支えられ、正直に話すことができるようになり、
自分自身や他の人たちを信頼できるようになります。

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依存症治療共同体(TC)で依存脱却に向けた「つながり」が深まり、
安心で安全な場の中で、その人にとって時に耳の痛い言葉も、成長の糧となります。

◆ 今回の記事の詳しい内容は、下記のURLからご覧ください。
https://oneness-g.com/blog/archives/9363

◆ 過去の「ワンネスグループ活動ブログ」記事はこちらから。
https://oneness-g.com/blog/


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4.《コラム》

昨日(2/20)は、ワンネスグループ沖縄の南城施設へ出張。
埼玉県にキャンパスを持つ大学から、先生と学生さんが団体で見学にお越しになりました。

施設スタッフの島辺君にも協力してもらい、グループの概要について説明した後、
皆さんは施設の午後プログラムに参加。
エンカウンターグループの様子を見ていただくグループと、
感情の棚卸しについて一緒に取り組んでいただくグループとに分かれ、
エモーショナル・リテラシーの現場に触れていただきました。

大学で心理を学んでいる皆さんは、私たちの取り組みに興味を持っていただいたようで、
「エンカウンターグループは着地点を決めているんですか?」
「グループで結構厳しいことを言っていますが、大丈夫ですか?」
「正直な感情を語ることと依存をやめることのつながりは何でしょうか?」
など、見学中にたくさんの質問をいただきました。

また、先生からは、ピア施設の中での心理職の必要性について質問をいただきました。

ピアサポートやピアカウンセリングの効果は、ワンネスグループだけではなく、
様々な当事者施設や当事者団体での実績が物語っています。
しかし、ピアだから完全ではない。
むしろ、ピアだからかえって良くないこと、成長を妨げることだってある。

ワンネスグループが手本としている海外の依存症治療共同体の中には、
ピアスタッフと心理スタッフが双方の強みを生かして支援にあたるケースがあります。
実際、ワンネスグループでも心理カウンセラーが活躍しています。

今回の見学が、学生さんたちにとって依存症の「実態」や「真実」を知る、
その一助となり、進んでいく道の過程で思い出してもらえたら、と思います。
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ワンネスグループ メールマガジン
「マイナス10からプラス10へ」

【発行】
一般財団法人ワンネスグループ
【制作・編集】
三宅隆之(ワンネスグループ共同代表)

■ワンネスグループ公式サイト
https://oneness-g.com/

■依存症相談ダイアル(相談無料)
フリーダイヤル 0120-111-351
《受付時間》月〜金 10:00〜17:00
※依存症経験者や家族の立場のスタッフが対応いたします。

■連絡先
ワンネスグループ 奈良オフィス
〒635-0065 奈良県大和高田市東中2-10-18
TEL:0745-24-7766 FAX:0745-24-7765
E-mail: info@oneness-g.com


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